七管筒 五行飛留め

七管筒  五行飛留め
朝鮮槙

七管筒  五行飛留め
朝鮮槙

七管筒  五行飛留め
朝鮮槙

五行(木火土金水)思想の相生と相剋、陰陽思想の両義など、正反対の性質を持つものが、相互に作用しながら動きと変化をもたらすという観念の体系があり、東洋思想においては対立よりも調和が重んじられる。
長い五本の筒は密着して置かれ、世界はここで凝縮し、そのエネルギーから生まれた次の何かが、やや離れたところに前後に並べ置かれた短い二本に表現されている。

寄せ筒
寄せ筒では、筒の組み合わせ方(置き方)とそれに応じたいけ方によって、千変万化のいけばなが生まれます。
いけ方の変化は筒の高低と配置を基調としながら、その筒に応じた花態をいけることにより、多様な広がりを与えます。
二管、三管、五管、七管筒などがあり、何本の筒を組み合わせても、それを全て一つの花器と見なして「調和の美」を創ることが大切です。

嵯峨御流・中西千里甫いけばな教室
ひらかた京町家・元米倉/一階座敷
令和二年七月


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