A01-龍頭鷁首船の花

花態:龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)の花
花材:枝垂れ桜、シンビジウム
花器:龍頭船、鷁首船
花留:嵯峨三宝、うす型
花台:嵯峨蒔絵 真の花台、行の花台

手前の船の頭が見えるように少しずらし撮りました。

奥が、龍頭船。手前が、鷁首船です。
「龍はよく水を渡り、鷁はよく飛んで風に耐えるとされ、
二隻が一対になって使用されますので、龍頭鷁首と呼ばれる」
そうです。

「龍頭船は表に龍の頭を顕し
鷁首船は表に鷁の首を顕す
嵯峨天皇の御船遊の節
御庭大沢池中に好ませ給いし形を
写したるもの故
花は成る可く遠慮して
幽に麗しく生けるべし」
というお生花(花器)だそうです。

嵯峨御流・中西千里甫社中・第十回花会
ひらかた京町家・母屋二階座敷


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