A15-花衣桁

花衣桁(はないこう)
着物をかける衣桁に見立てて、いけばなを趣向凝らしていけるそうです。

お花の色が綺麗に見えるように、会場の照明は、昼光色を使っていますが、
このコーナーだけは、電球色の照明を使って、すこし違う雰囲気にしてみました。
建物の構造から、このお部屋だけ、床が一段低くなっているので
別空間として見せやすかったこともあります。
昼光色の照明を生かすために、窓の雨戸も閉めたままにして、
外光が入ってこないようにしました。

各写真をクリックすると、個別の写真のページが開きます。

中西先生のコメント

花衣桁(はないこう)
着物をかける衣桁に見立てて、いけばなを趣向凝らしていけます。
生花です。季節に合わせ、場所に合わせて自由に取り合わせます。
記念すべき10回なので祝意を表しています。

爵(しゃく)ー水仙
銅器水盤(小澤家所蔵)・亀の花留 ー 万年青、七五三のいけ方
銅船花器 ー 松
掛花器 ー 柳、椿
狛犬瑠璃香炉
払子(ほっす)

挿花は、正教授で師範研究会にも参加されてる私部教室の生徒さんです。
日々コツコツと学ばれ、この部屋を全て一人でいけてくださいました。
美しく聡明な方です。

嵯峨御流・中西千里甫社中・第十回花会
ひらかた京町家・母屋二階


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