一階リビング 利用例:展示・発表会

一階リビング(火袋)

火袋の白い漆喰壁と黒い木組み(準棟算冪)による、白と黒のコントラストが、座敷とは違った和モダンな雰囲気の空間になっています。木組みからオブジェをつり下げる形の展示も可能と思います。

テーブルの並べ方など色々なレイアウトの仕方があると思いますが、展示台として利用可能なものとしてテーブルが二脚、壁際の地袋と棚があります。

左の写真のレイアウトを窓の方からみた写真です。左手の壁際は、キッチンになっています。これを目隠しするのに屏風を使うことができます。

目隠し用の屏風には、江戸時代の書家・貫名菘翁のものもあります。写真は、六曲一双(二個の屏風)を使っていますが、六曲一隻(一個の屏風)だけ使うレイアウトもあります。

テーブルを窓に並行に並べると、壁を中央にしたコの字型に陳列コーナーを作る事ができます。

右側のテーブルと窓の間に通路を確保するレイアウトです。作品を正面だけでなく裏からも鑑賞できます。窓の外には、一階座敷から見える前栽(庭)が見えています。

リビングには、杉の柾目の板を使った戸棚に上下を挟まれたカウンターがあります。ここも展示コーナーとして利用可能です。暖簾の右側は、家人玄関〜みせ庭〜中庭と繋がります。

母屋一階みせ庭

家人玄関の隣にあるみせ庭には、杉の一枚板の供待ちがあります。作品の種類によっては、ここも展示コーナーとして利用できると思います。



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